ボランティアで訪問美容を実施することはあるのか?


訪問美容というサービスについて調べていて、ボランティアがあるというような情報を掴んだ人もいるのではないでしょうか。
実は、訪問美容にはボランティアとして関わることができるのです。
ここでは、訪問美容とボランティアの関係についてご紹介します。

訪問美容とボランティアの関係とは

訪問美容サービスを展開している大手などでは、訪問美容に関わるボランティアについて募集しています。
このボランティアは主に、老人ホームのような介護施設に訪問する場合についていき、今の自分のスキルを活かして高齢者たちに向き合う、というようなものです。
必要とされているのは、まずダンスや演奏、演芸のように、音楽で楽しませることができるスキルを持っている人や、女性の高齢者向けにネイリストやエステティシャンのような人たちです。
そして次に、書道、茶道、生花など、習い事の先生としての経験を持っている人、ショーや手品などで高齢者をわくわくさせてくれる人たちが挙げられます。
このようなスキルを持っていて、どこかで披露したい、役立ちたいと考えている人や、ボランティア活動をしたいと考えている人、高齢者問題に向き合いたい人なら訪問美容のボランティアはおすすめです。

施術はボランティアではさせないことに注意

ただ、訪問美容の大手でも、ボランティアとして募集しているのは、美容師や理容師ではありません。
高齢者ということは、もしかしたら認知症をわずらっているかもしれませんし、首が安定せず、急に動かしてしまうかもしれませんよね。
つまりは安全性に配慮すれば、きちんと資格を持っており、経験もある美容師や理容師でなければカットはさせられないのです。
また、仕事として、美容室や理容室に行けないという人向けに特別な許可をもらって訪問美容サービスを行っているので、ボランティアの美容師や理容師を参加させてしまうと責任問題にもなりかねません。
このような事情に配慮し、基本的にはボランティアでは美容師や理容師を募集していないのです。