意外と知らない?美容師と理容師の違い

ハサミとクシ
横浜で訪問美容を頼む場合、美容師、もしくは理容師によってサービス内容が異なることをご存知でしょうか。
理容師も美容師もどちらも同じだと思っていると、訪問美容を頼む際に受けられないサービスが発生します。
ここでは、美容師と理容師の違いについてお話します。
横浜で訪問美容を依頼する前に確認しておきましょう。

美容師と理容師の違い

理容師と美容師の違いは、名前だけではありません。
理容師は「容姿を整える」のが仕事内容であり、美容師は「容姿を美しくする」のが仕事です。
この2つは一見して似たようなものだと思われますが、実際には少々違いがあります。

美容師法の第二条第一項によれば、美容師の仕事は「パーマネントウェーブ、結髪、
化粧などの方法により、容姿を美しくすること」というのが該当します。

それに対し、理容師は理容師法第一条の2第一項で「頭髪の刈り込み、顔そりなどの方法により容姿を整えること」というのが理容師の仕事に該当します。
この2つが、美容師と理容師それぞれの仕事内容です。

この2つは、実はそれぞれのできることとできないことが厚生労働省の発表する「理容師・美容師制度の概要」に明記されています。
美容師の場合、パーマを掛けることはできますが、顔そりは禁止されています。
それに対し、理容師は顔そりができるけどヘアセットやメイクは業務範囲に含まれていません。

共通しているところ

そんな理容師と美容師ですが、どちらも国家資格であり、それぞれ全く異なった資格です。
よって、理容師を目指すなら理容師の、美容師を目指すなら美容師の勉強をしなければいけません。

ちなみに、理容師と美容師の資格の療法を取得することもできますが、理容師美容師併せて180万人を超える現在でも、両方取得しているのは1万人程度と考えると相当な敷居の高さがわかると思います。