美容師になるには美容師の国家資格が必要ですが、訪問美容を始める際に訪問美容師の資格はもちろん、介護士の資格も必要ありません。
しかし、横浜など競合相手が多いエリアで訪問美容をするのであれば、資格の取得は必須と言えるでしょう。
ここでは、訪問美容を本格的に始めたい方のための資格についてお話します。
介護のスキルは重要
訪問美容を行なう際、介護に関しての知識の有無は開業に必要なくともぜひ習得しておきたいスキルの一つです。
介護に関する知識や経験を持ち、その資格を有していることで、依頼者側に安心と信頼を得られやすくなるだけではなく、いざというときのトラブルにも対処しやすくなります。
訪問美容は、怪我をして動けない人や高齢で動けない人など、いわゆる動けない人を相手にヘアカットをするケースがほとんどです。
そういった人は、不意に予想外の行動を取ることもあります。
そうなると、相手に怪我をさせてしまったり、家の器物を破損させてしまったりすることもあり、最悪損害賠償を請求されることになります。
しかし、介護に関しての心得があると、そういった急な動きにも対処しやすくなるので、怪我や器物破損といった問題を未然に防ぎやすくなります。
資格を保つ意味
そういったスキルを身に着けており、自身があっても資格がなければ初めて合う人にとっては説得力にかけます。
よって、宣伝材料としての意味も考慮し、スキルを身につけると同時に資格も取得しましょう。